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世界が変わったのだから、自分も変わらなくてはならない。

エンジニア兼デザイナーのナカモリのブログです。

「奨学金延滞者17万人」の記事を読んで思った平凡なこと

日記

奨学金延滞者17万人の記事が話題になっています。

news.yahoo.co.jp

shiromatakumi.hatenablog.com

anond.hatelabo.jp

僕も高校生(県立3年間)→大学(私立4年間)→大学院(私立2年間)の間、9年間、奨学金にお世話になりました。

学生が終了した時には、ベンツとかの外車が買えるくらい借金を抱えていたことになります。

現在も返還中ですが、上記の記事を読んで思ったことを少し。

奨学金の利用者は返還できる人にならなければいけない使命がある

高校進学のときは覚えていませんが、大学進学は「あ、卒業時に数百万円の借金を背負うな」ということを認識して、進学を決めました。奨学金を利用し始めたのは20年以上前から、きちんと書面で説明してくれていたと思います。「奨学金は『給付』ではありません。『貸与』です。」と。

なので、僕は「奨学金のおかげで、大学に行かせてもらっている」という感覚がずっとありました。

「卒業時に借金を背負うから、お給料多いところに就職しなければ…」

「卒業時に借金を背負うから、資格とらないとな…」

とか思いながら、大学に入るとけっこう必死に勉強しました。

大学の勉強で足りないところは、図書館にこもったり。

貧富の差を不公平だなとか思いましたけど、そう思っても返還免除にはならないので、いかにして返済ができるか、できれば楽に返済できるようになれるかを考えて、大学生・院生をしていました。

できることを一生懸命やるしかない。

そう思ってました。

大学院の同級生のこと

大学院生のとき、同じように奨学金を利用している同級生がいました。

彼は、「(今は廃止されていますが)教育又は研究の職に係る返還免除(廃止) - JASSO の利用を考えている」といい、どっかの先生になりました。

彼が今どうしているかはわかりません。

制度を理解し、自分の将来を考えて、実行し、見事先生になった彼をおおげさにいうと尊敬しています。

この免除制度自体には当時も「なんで先生だけこんなのがあるの?」と疑問に思っていましたが、制度がある以上、文句を言ってもしょうがありません。

利用できない(しない)僕が悪いです。

僕は先生になりたくなかったので、利用しませんでした。

僕も返還がピンチな時期がありました

僕も社会人になり、返還しつつ働いていましたが、一時返還が難しくなりました。

その時は「(今の制度で言うと)返還期限猶予」という制度を利用しました。これは文字通り、一定期間返還を待ってくれるという制度です。「◯◯で返還できないかもしれません、なんとかなりませんか?」みたいな感じで(当時の)育英会に相談したら、上記と同じような制度を教えてくれて、親切に対応してくれました。僕の場合は、2年間返還を停止してもらいました。返還額の減額はしてもらっていません。

一般的なローンなら、当然、そんな相談聞き入れてもくれません。

なので、奨学金の制度は、僕はありがたい制度だと今でも思っています。

「なぜ、猶予を頼まなかった?」

というのが、上のYahooニュースの記事の前半を読んだときに真っ先に思ったことです。今ではもう猶予も認められにくいのでしょうか。

社会を変えることはできないのなら、自分を変える

僕は、過去のことを後悔をしても何も変わらないし、日本や何かをたたいても僕は大して変わらないし、自分に都合よく社会や制度が変わることはめったにないと考えています。極端なことを言えば、国や制度に不満があるなら、国や制度を変える側に人間になれるよう一生懸命がんばればいいとも言えます。僕はそんなことできません。

なので、上記のYahoo!ニュースの記事を読んでも、今の現状になってしまったことを反省して、次にいかせるよう一生懸命がんばるだけだなぁと思ってしまいます。

…という僕も、大して何かできるという立派な大人ではありません。

すみません。